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「せどりを始めたけど、本やゲームソフトはライバルだらけで全然利益が出ない」
そんな人にこそ読んでほしいのが、この大型家電せどりの話です。私は物販6年目・昨年売上7,500万円の現役セラーですが、せどりを始めた頃の主戦場はテレビや業務用機器などの「大きくて、みんなが嫌がるもの」でした。この記事では、その実体験をもとに、大型家電せどりのやり方と数字を公開します。
なぜ大型家電はライバルが少ないのか
理由は単純で、面倒だからです。保管に場所を取る。運ぶのが重い。送料が高い。梱包が大変。——この「面倒」が参入障壁になって、ライバルが増えません。ライバルが少なければ価格競争が起きにくく、利益が残ります。
せどりの世界では、扱いやすいものほど稼ぎにくく、みんなが嫌がるものほど稼ぎやすい。小物せどりで消耗している人ほど、この逆張りを知ってほしいと思います。
何を扱うか:私の場合はテレビ・業務用機器・大型プリンター
私が実際に扱っていたのは、テレビ、業務用の機器、縦型の冷房、大きなプリンターなどです。冷蔵庫と洗濯機は扱っていませんでした(生活家電は設置や搬出が絡んで手間が重くなります)。
利益構造の目安はシンプルで、仕入れ値は売値の半分です。たとえば15,000円で売れるものなら、7,000円前後で仕入れる。1台あたりの利益額が大きいので、小物のように数をこなさなくても売上が積み上がります。
仕入れの判断は、いつも通りKeepaのグラフです。「月に何台売れているか」「相場はいくらか」をグラフで確認してから仕入れます。Keepaの読み方はせどりの免許のようなものなので、未習得の方は先にこちらを(→ せどりの始め方)。
仕入れ先:大手より「地元の小さいリサイクルショップ」
私の仕入れ先は、基本はリサイクルショップです。ただし大手チェーンではなく、地元の小さなリサイクルショップが中心でした。大手は価格がきっちりしていますが、小さな店は値付けにばらつきがあり、通って仲良くなれば融通も利きます。
もうひとつの柱がメルカリなどのネット仕入れです。大型品は「早く処分したい」出品者が相場より安く出すことが多く、送料や引き取りがネックで買い手も付きにくい。ここでも「面倒」が味方になります。
保管:シャッター付きガレージ倉庫が月15,000円
大型品の最大の課題は保管場所ですが、答えは意外と安くて、シャッター付きのガレージ倉庫が月15,000円ほどで借りられます。月1.5万円の固定費と聞くと重く感じるかもしれませんが、これは「ライバルを締め出している壁」への家賃です。1台8,000円の利益なら、月2台で元が取れます。
検品と発送:通電確認+高額品は保険をかける
検品は、基本は通電確認です。数が増えてくると全部の動作確認は現実的ではないので、高額なものだけしっかり動作確認まで行う、というメリハリをつけていました。
発送はヤマトなどの大型便を使いますが、注意点がひとつ。高額品は輸送中に壊れるリスクがあるので、保険をかけられる発送方法を選ぶこと。私の経験では佐川急便は保険が使いやすいので、値の張る商品は佐川がおすすめです。送料は商品サイズで大きく変わるので、仕入れ前に「売値−仕入れ値−送料」で利益が残るかを必ず計算してください。
※中古品の売買には古物商許可(警察署で申請)が必要です。
大型家電せどりの始め方・4ステップ
- Keepaで大型商品の相場とランキングを見る癖をつける(テレビ・プリンターあたりから)
- 地元のリサイクルショップを回る(最初は買わずに、店頭価格とAmazon相場の差を確認)
- 1台目は「売値の半分以下で仕入れられて、月に数台売れているもの」だけを仕入れる
- 売れたら、送料と手数料を引いた「本当の利益」を記録する(この管理はツールに任せるのが楽です → 私が使っているツール4選)
保管場所が確保できるなら、大型家電せどりは今でも有効な戦い方です。みんなが嫌がる「面倒」の中に、利益は眠っています。

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