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せどりの仕入れ先は「川上」にある|遺品整理の現場から仕入れる方法を現役セラーが解説

せどり

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せどりをやっていると、必ずぶつかる壁があります。「仕入れ先が枯れる」という壁です。リサイクルショップも、ネットも、みんなが同じ場所を見ているから、いいものはすぐ消える。

この記事では、ほとんどのせどらーが知らない仕入れルートについて書きます。遺品整理の現場です。私は物販6年目のセラーですが、現在は遺品整理の事業も自分で手がけています。その両方の立場から見えた「川上の景色」を共有します。

リサイクルショップの品物は、どこから来ているのか

せどらーの多くはリサイクルショップで仕入れます。ではそのリサイクルショップは、どこから品物を仕入れているのか。答えのひとつが遺品整理・生前整理の現場です。

つまり普通のせどりは、川の下流で待って買っている状態。一方、遺品整理の現場は川の源流です。ここに立てると、仕入れの景色が根本から変わります。

遺品整理の現場では、何が出てくるのか

実際の現場で「これは売れる」と感じたものを挙げます。

  • 古い釣り竿:想像以上に高く売れます。古くても価値のあるブランドが存在します
  • ゲーム類:レトロゲームは需要が根強く、状態が悪くても売れます
  • 比較的新しい家電:買取額が整理費用と相殺できる主力です

ポイントは、ご遺族にとっては「価値が分からないもの」が多いということ。古い釣り竿もレトロゲームも、相場を知らなければただの古い物です。だからこそ、価値を正しく判断できる人が関わる意味があります。

なぜ仕入れ値がほぼゼロになるのか(構造の話)

遺品整理は、ご遺族が費用を払って片付けを依頼する仕事です。処分するものが大量にあり、その処分費用こそが依頼の理由です。

つまり金銭の流れが、通常の仕入れとは逆になります。せどりでは「品物を得るためにお金を払う」ですが、遺品整理では「片付けの対価をいただき、その中に価値のある品が混ざっている」。結果として、価値が判断しづらい古い品物は実質ゼロ円で引き取ることになります。

ただし誤解しないでほしいのは、これは安く買い叩く話ではないということです。

ご遺族にとってのメリット:買取で費用が相殺される

比較的新しい家電などは、きちんと買い取ります。するとその買取額が整理費用と相殺され、ご遺族の負担が減ります

「処分するのにお金がかかると思っていたものが、逆に費用の足しになった」——これはご遺族にとって大きな価値です。価値のあるものをきちんと評価できる業者ほど、依頼者にとって良い業者になる。この構造を理解しておくことが大事です。

現場の実際:ゴミも大量に出る

夢のような話ばかりではありません。現場は圧倒的にゴミの方が多いです。売れる品物はごく一部で、残りはすべて処分対象。だから力仕事と処分費用が発生します。

私の場合は、集客と「引き取りたいもの」の判断を自分で行い、整理作業そのものは外注の方にお願いする形をとっています。全部を自分でやろうとすると体力が持ちませんし、判断業務に集中した方が利益も残ります。

せどらーがこのルートに入るには

自分で遺品整理業を始めなくても、入り口はあります。地域の遺品整理業者に「買い取りたい」と直接連絡することです。

業者側にもメリットがあります。処分費用がかかる品物を買い取ってもらえれば、その分コストが下がり、依頼者への見積もりも下げられるからです。「家電や工具を買い取れます。相場も分かります」と伝えられれば、話を聞いてもらえる可能性は十分あります。

特に大型家電を扱える人は歓迎されます。大きいものほど処分に困るからです。倉庫とトラック、そして大型品の販売経路を持っている人には大きな武器になります(→ 大型家電せどりの記事はこちら)。

必須の注意点:古物商許可

中古品を買い取って販売するには古物商許可が必須です(警察署で申請、2万円弱)。遺品を扱う以上、法令遵守は当然として、それ以上に大切なことがあります。

扱っているのは、亡くなった方が大切にしていた物です。ご遺族の心情に配慮し、価値のあるものは正直に評価する。この姿勢がない人は、このルートには向いていません。逆にそこを守れる人にとっては、他の誰とも競合しない仕入れ先になります。

まとめ

せどりの仕入れは、みんなが同じ場所で奪い合っています。でも視点を川上に移すと、まだ誰も並んでいない場所があります。遺品整理の現場はそのひとつです。

私自身、この事業を始めたばかりで、これから仕入れルートとして育てていくところです。実際の成果もこのブログで正直に報告していきます。

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