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せどりで売上が伸びてくると、必ず向き合うことになるのが確定申告です。でも、この記事で伝えたいのは「申告のやり方」よりもっと大事なこと——物販で本当に見るべき数字の話です。
私は物販6年目・昨年売上7,500万円のセラーです。確定申告は税理士にお願いしていますが、6年やってきて分かった「お金の見方」を、これから物販を始める方に共有します。
まず結論:確定申告は税理士に任せていい。でも数字は自分で見る
私は確定申告を税理士に任せています。売上規模が大きくなると、自分でやるより任せた方が確実で、時間も節約できるからです。
ただし、「任せる」と「見ない」は違います。申告作業は税理士に任せても、自分のお金がどうなっているかは自分で把握しておく必要があります。ここを勘違いすると、黒字なのに倒産する——いわゆる黒字倒産のような状態に陥ります。
物販で一番大事な数字は「純資産」
私が毎月見ているのは、売上でも利益でもなく純資産です。
純資産とは、ざっくり言えば「持っている資産(現金+在庫+その他)から、借入などの負債を引いた、本当の自分の取り分」です。私は自分の資産をすべて入れて、全体の純資産を算出するようにしています。
なぜこれが大事か。物販は在庫が増えたり借入が増えたりすると、キャッシュの流れが分からなくなるビジネスだからです。
- 売上は伸びている → でも在庫を買いまくって現金は減っている
- 利益は出ている → でも借入で回しているだけかもしれない
売上や利益だけ見ていると、この罠に気づけません。純資産を毎月見れば、「本当にお金が増えているのか、減っているのか」が一発で分かります。私は以前、売上を追いかけて現金が尽きかけた経験があります(→ せどりの始め方の失敗談)。あのとき純資産を見る習慣があれば、もっと早く気づけました。
せどり単体の純資産も、毎月見る
全体の純資産に加えて、せどり事業単体の純資産も毎月チェックすることをおすすめします。事業として本当に成長しているのか、それとも見かけ上の売上だけが膨らんでいるのかが分かります。
この「事業単体の本当の利益」を把握するのに、私は会計・分析ツールを使っています。中国輸入・FBAの商品別損益はツールがないと正確に追えません(→ 実際に使っているツール4選)。
口座は分けた方がいい(できる範囲で)
これは私自身の反省も込めてですが、事業用の口座はしっかり分けた方がいいです。
正直に言うと、私は輸出・輸入・国内販売をやっていて、そこは完全には分けられていません。全部を細かく分けると管理が煩雑になり、どうするのが正解か難しいところもあります。
それでも、できる範囲で分けるべきです。特に輸出と国内販売は分けやすいので、そこだけでも分けて管理すると、事業ごとの数字が見えやすくなり、確定申告のときも税理士とのやり取りがスムーズになります。プライベートの口座と事業の口座を混ぜるのだけは、最初から避けてください。
会計ソフトは早めに入れておく
税理士に任せる場合でも、日々の記録用に会計ソフトを入れておくと、資料のやり取りが楽になります。自分で申告する場合はなおさら必須です。物販でよく使われる主要3つを挙げておきます。
- freee会計:簿記の知識がなくても使いやすい。初心者向け → freee会計を見る
- マネーフォワード クラウド確定申告:銀行・カード連携が強い → マネーフォワードを見る
- 弥生(やよいの青色申告オンライン):定番中の定番。実績No.1 → 弥生シリーズを見る
どれも無料で試せるので、触ってみて操作感が合うものを選べば大丈夫です。
まとめ:これだけは早めにやっておく
- 確定申告は、規模が大きくなったら税理士に任せてOK(作業を任せても数字は自分で見る)
- 毎月純資産を見る(売上・利益より大事。黒字倒産を防ぐ)
- 事業用口座を分ける(最低でも輸出と国内販売、プライベートとは必ず分ける)
- 会計ソフトを早めに入れる(記録の習慣が後で効く)
物販は「売上を追う」より「純資産を増やす」ゲームです。この視点を最初から持っておくと、長く続けられます。
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